暮らしと子育て

4歳娘の『赤ちゃん返り』の話|3歳差育児(女の子)の赤ちゃん返り

こんにちは。

我が家は、上の娘が3歳3ヶ月(年少)の時に下の子が産まれました。そして下の子が1歳になりますが、上の子は『赤ちゃん返り』したまま帰ってきません。笑

どんな『赤ちゃん返り』なのか、紹介したいと思います。

《お出かけが更に楽しめる!》

\子供用カメラ/

『赤ちゃん返り』とは?

どんどん自分のことができるようになって成長していた子が、『赤ちゃん』の時期のように戻ってしまうことです。

急に「甘えるようになった」り、今までできていたことが「できない」というようになったり、「癇癪を起こす」ようになったり…

個人差があり様々ですが、下の子が産まれたタイミングや、引っ越しや進学など環境に変化があった時に起こりやすいと言われています。

子供は「変化」への不安を『赤ちゃん返り』することによって表現します。

自分のことをもっと見てほしい」「構ってほしい」「お世話してほしい」という気持ちの表れです。

我が娘の『赤ちゃん返り』

お友達の『赤ちゃん返り』の話を聞いていても、「寝てるときに歯ぎしりするようになった」「癇癪がひどくなった」「暴力的になった」「下の子をどつく、イジメる」など色々聞いたことがありました。

我が家の娘も、しっかり『赤ちゃん返り』しました。(今もなお継続中?)

保育園に行くのを全身全力で拒否

下の子を出産するために入院した頃から始まりました。

「保育園行くの拒否問題!」

産後1ヶ月くらいは私も送り迎えできないし「まぁいっか」と思って休ませていましたが(夫や祖父母の送り迎えで通うことは全然可能)、産後1ヶ月が過ぎても「行きたくない!」は改善する気配がみられませんでした。

3歳になると身体も大きいし力も強いので、無理やり着替えさせることもできないし、抱っこで無理やり連れて行くこともできないし…

  • ひたすら説得したり
  • ひたすらお願いしたり
  • 玄関でずっと泣いているのを30分以上待ち続けたり
  • 同じ保育園のお友達に自宅まで迎えに来てもらったり
  • お菓子を与えてみたり

あらゆる方法を試して、なんとかかんとか連れて行っていました。(といっても週1.2は休ませてました)

(こちらも育休中で時間に余裕があるからこそできました)

玄関さえ出てしまえば、最悪抱っこで連れて行けるので、着替えと靴を履かせるまでが勝負ですね。。。

我が娘は、鍵のある部屋に閉じこもることもありました。(3歳児がどこで覚えたんだろう?)

そんなギャン泣きさせてまで無理やり連れて行かなくてもいいのかもしれませんが…保育園に行くととても楽しいようで、家で過ごすより100倍充実しているので…

本当に朝のその瞬間だけなんです。行きたくないのは。

そして保育園の入り口でももちろん!

「いやだーぎゃー!!」

と全身全力で拒否り、なんとか説得しようとするものの、無理な日はもう先生に預けて去っていました。

もうね…大変とかどうでも良くて、笑うしかなかったです。

ごめんよ娘。笑

保育園の先生も「下の子が産まれるとよくあることですよ~」って感じでした。

そんな『保育園全力拒否問題』は約1ヶ月続きましたが、その後は嫌がることほとんどなく、年中さんに進級する頃にはすっかり保育園が楽しくなっていました。

無理やり連れて行ってヨカッタ!

噛んでくる

『保育園全力拒否』の時もそうですが、噛んでくるようになりました。

「噛む」といっても、噛んだら痛いことはわかっているので甘噛み(?)レベルです。(我を失って癇癪を起こしているときは、本気の本気で噛まれ、皮膚に歯形がついて紫になったこともありました)

1~2歳の頃に噛み癖がある赤ちゃんは多いと思いますが、まさに『赤ちゃん返り』ですよね。

この『噛む問題』は、下の子が産まれて数カ月間のみで自然と終わりました。

癇癪を起こすようになった

『保育園全力拒否問題』と『噛む問題』と関連しますが、癇癪を起こすようになりました。

それまでは癇癪を起こすことなんてほとんどなかったのですが、『もう何を言っても聞く耳をもたない』『というか何も見えない何も聞こえないレベルで泣き叫んで暴れている』状態が何度もありました。

家の中のものをぐっちゃぐちゃにして、泣き叫んで暴れて噛んできます。本当に怪獣みたいでした。

この『癇癪を起こす問題』は、下の子が産まれて半年くらいは続いたと思います。

「キー!!」「キャー!!」と叫ぶ

これは下の子が産まれて1年経った今でも、時々あります。『自分に注意を向けたいとき』や『イライラ(?)している時』に表れます。

うるさいことより子供の気持ちより、『喉が潰れることが心配になる』ようなレベルの叫び声です。

甘えん坊・甘え口調

『甘えん坊・甘え口調』になりました。

『癇癪・噛む問題・叫ぶ問題』が落ち着いた頃に、新たに表れました。

これは今も続いておりこれからも続きそうです。別にいいかな、と思っています。

「お母さん」と呼んでいたのに「ママ」と呼ぶようになった

下の子が産まれる数カ月前「お母さん・お父さん」と呼ぶようにシフトしていました。(元々はママ・パパ呼び)

しかし、甘えん坊問題と同じく『癇癪・噛む問題・叫ぶ問題』が落ち着いた頃に、「ママ・パパ呼び」に戻ってしまいました。

娘なりの、甘えの一環なのでしょう。これも、別に全然いいかなと思っています。

娘に理由を聞くと「だって、ママパパって呼ぶ方が可愛いもん!」

と言っていました。

できることなのに「どうやってやるの?」

まるでやり方が本当にわからないかのように「どうやってやるの?」と聞いてくることが増えました。

これも甘えん坊問題と同じく『癇癪・噛む問題・叫ぶ問題』が落ち着いた頃から始まりました。

  • おもちゃの遊び方
  • 洋服の脱ぎ方
  • 洋服の着方
  • ご飯の食べ方
  • トイレのやり方

忙しい時は少しイラッとしてしまいますが、根気強く付き合うように頑張っています。

頑張ります。

「着替えさせて!」「ママやって!」

上に同じく、確実に自分でできたことなのにできなくなったことが増えました。

  • 着替えさせて!
  • トイレ付いてきて!
  • 歯磨きとってきて!
  • 食べさせて!

こちらも、できるだけできるだけ甘えさせてあげたいなと思っていますが…思っていますが…。(思っているだけで現実は違ったりします。)

育休明けて仕事に復帰したらもう…

「自分でやってくれ!!!!!」

と叫んでいると思います。

親の都合でごめんよ。

対応策

『赤ちゃん返り』は、「自分のことを構ってほしい、お世話してほしい、見てほしい」という気持ちの表れだということはよーくわかっており「できるだけそうしてあげて心を満たしてあげたい」と思っているので、こんな対応策をしています。

抱きしめる・スキンシップ

癇癪を起こしたり叫んだり「あれ?なんか気持ちが不安定?」と思った時ももちろん、何もなくても、抱きしめたり手を繋いだり、とにかくスキンシップをたくさん取るようにしています。

『ハグはストレス解消の効果がある』

と言われていますからね。

こちらも意識的にスキンシップを多くすることで、より娘を愛おしく感じ、相乗効果ありです!

愛情を言葉でつたえる

「〇〇ちゃんのこと大好きだよ」とか「産まれてきてくれてありがとう」とかを何度も何度も伝えています。

すると娘も「ママ大好きー!」「ママかわいいー!」と言ってくれます。

普通に嬉しい。可愛い。

こちらも相乗効果ありです。

上の子を優先する

よく言われることですが「赤ちゃんよりも上の子を優先する」ようにしています。(実際は下の子を優先してしまっていることもたくさんあります…)

手では下の子を優先していても、言葉で上の子をフォローしたり…

うまくできたらいいのですが…。頑張ります。

それでも『赤ちゃん返り』から帰ってきません

それでも我が娘は『赤ちゃん返り』から帰ってきません。笑

ま、いっか